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北方領土問題視察一日目

 平成21年度港区議会フォーラム民主行政視察「丹頂鶴」が、15・16両日、北海道根室支庁管内で実施されています。初日の今日は、根室市役所・納沙布岬・四島交流センターを訪問致しました。

 根室市役所では、市議会本会議場をお借りして、高橋領土対策・企画政策課長より、北方領土問題についてレクチャーを受けました。その要点は以下のとおりです。
①北方領土問題は、国家の主権と民族の尊厳に関わる問題である。
②先の大戦末期、ソ連が日ソ中立不可侵条約を一方的に破棄して対日参戦をし、根室市に属する歯舞群島が不法占拠され、島民1万7千291人、3124世帯が追い出された。
③根室周辺海域は、戦前世界三大漁場の一つであったが、大戦後これまで1339隻、延べ9489人が拿捕されてきた。
④返還運動の始まりは、昭和20年12月、根室町長(当時)がマッカーサー司令官に、北方領土をソ連軍ではなくアメリカ軍の占領下に移してほしいとする陳情書を送ったことに始まる。
⑤先頃ロシアを訪問した長谷川市長に対して、ロシア側は「北方領土問題を解決する用意はある。」と述べる一方、日本側の政治混乱を指し、「日本側にその用意はあるのか。」とも述べたとのこと。
⑥根室市としては、北方領土返還に向けた国民世論の啓発、輪を広げて行きたい。

 説明を受けた後、私より質問を行い、高橋課長より答えて頂きました。
質問 昨今2.5島返還論が取りざたされているが。
回答 64年間進展しないことに苛立ちを覚える。漁業海域を奪われている中で、早く2島だけでも取戻したいとの意見もある。根室市民の4分の1が4島出身者であるが、あくまで4島一括返還を求めたい。日本政府が、まず4島の日本帰属を日ロで確認するとの方針だが、市もこの考え方を支持したい。

 根室市役所を跡にして、納沙布岬へ向かい、岬の突端にある展望展示施設の北方館を訪問しました。納沙布岬からおよそ4キロ先に最も近い北方領土貝殻島(歯舞群島の一部)が在りますが、生憎の雨で肉眼では確認できませんでした。

 最後に北方四島交流センター(愛称:ニ・ホ・ロ)を訪問し、この日の視察活動は終了致しました。

根室市議会本会議場にて、高橋根室市役所北方領土対策・企画政策課長(左から三人目)を交え記念撮影。DSC01092.JPG
               納沙布岬に在る北方館で説明を受ける。DSC01096.JPG
     納沙布岬にて。当日は雨天のため、一同後方に在る北方領土は視認出来ず。DSC01108.JPG
                四島のかけはし(左)と祈りの火(右)。
DSC01110.JPG             北方四島交流センター(愛称:ニホ・ロ)にて。DSC01111.JPG

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