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北朝鮮人権週間活動報告① 国際シンポジウム参加

 今月10日から16日までは、北朝鮮人権侵害問題啓発週間です。同週間における活動を、随時ご報告します。

 星陵会館大ホール(千代田区)で開催された国際シンポジウム「北朝鮮の現状と拉致被害者の救出」に参加しました(写真左)。主催は北朝鮮による拉致被害者家族連絡会(家族会)、北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会(救う会)、北朝鮮に拉致された日本人を早期に救出するために行動する議員連盟(拉致議連)の三団体でした。

 (写真右)総合司会を務めたジャーナリスト、櫻井よしこ氏。
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 冒頭の挨拶。飯塚繁雄家族会代表(左)と平沼赳夫拉致議連会長(右)。飯塚氏は、李恩恵こと拉致被害者田口八重子さんの兄。DSC05254.JPGDSC05255.JPG

 第一部では、「北朝鮮情勢と拉致問題について」と題して、専門家によるパネルディスカッションが行われました。その中で、アーサーブラウン元CIA(米中央情報局)東アジア部長、張哲賢元統一戦線部(北朝鮮工作機関)員から、それぞれ報告が行われました。
<ブラウン氏の講演概要>
①拉致問題は、日本が被害者救出を最優先の使命とするべきである。
②国民の救出は国家の使命。ベトナム敗戦後、アメリカは捕虜を全員救出した。
③六ヶ国協議は失敗。金正日は核放棄を考えていない。
④アメリカの本音は、拉致は六ヶ国協議の阻害要因。日本は口をつぐんでほしい。アメリカは頼れる同盟国ではない。
⑤日本のオプションとして、単独経済制裁の実施などの経済力の活用、インテリジェンス能力の拡大を実施せよ。日本には素晴らしいジャーナリスト、ビジネスパーソン、学者、警察が存在する。
<張氏の講演概要>
①控室で会った横田めぐみさんの母親に、なぐさめる言葉もかけられなかった。
②金正日独裁は、朝鮮人民だけでなく外国人も悲しませている。
③小泉元首相訪朝時、北朝鮮が拉致を認定さえしてくれれば、100億ドル拠出すると発言。日本は自ら要求を下げた。認定でなく返せと言うべきだった。
④金正日は、行政主要部署の部長を兼務、責任者を第一副部長とし、人事権や行政結論権を直接自分が独占するという「部長代行制」を実施。
⑤金正日は、行政から個別幹部に至るまで、該当の上級党の指導部署を介して、提議書を党組織担当書記の批准を受けるよう法制化。この「批准制」を通じての「唯一独裁」を構築。
 流暢な日本語で、同盟国アメリカの情報員だった人物から、「拉致問題は、日本が被害者救出を最優先の使命とするべきである。」は当然として、「アメリカは頼れる同盟国ではない。」と言われたことは、少なからず衝撃的でした。また、「それなりの理由」で、サングラスやマスクで顔を隠して登壇した元北朝鮮工作員から、「めぐみさんの母親に、なぐさめる言葉もかけられなかった。金正日独裁は、朝鮮人民だけでなく外国人も悲しませている。」との発言に、かって敵側にいた人物とは言え、同情を禁じ得ませんでした。

 左から西岡力救う会副会長、ジャーナリスト惠谷治氏、一人置いてアーサーブラウン元CIA東アジア部長、洪ホン早稲田大学客員教授、張哲賢韓国国家安保戦略研究所先任研究員(元統一戦線部員)
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 第二部は、「今後の展望と拉致問題解決のための運動について」と題し、家族会・救う会・拉致議連、それに北朝鮮による拉致の疑いが在る失踪者に関する調査活動を続けている特定失踪者問題調査会から、それぞれ代表者による発言が行われました。

 家族会の皆さん(左)と拉致被害者発言する横田めぐみさんの母、早紀江さん(右)。
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 (左)左から古屋圭司自民党拉致問題対策特命委員長、中井洽民主党拉致問題対策本部長、西村眞吾拉致議連幹事長。(右)荒木和博特定失踪者問題調査会長。DSC05287.JPGDSC05301.JPG

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