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八丈島視察一日目 八丈町・東電施設を訪問

000375:DSC08656.jpg平成22年度港区議会みなとフォーラム・民主行政視察として八丈島に参りました。今回のテーマは、産業振興と地熱・風力発電であります。

 八丈島町長への表敬訪問の後、産業振興課長より、同町の産業政策についてブリーフィングを受けました。以下概要です。
○現在八丈島町では、高齢化率が32.9%になっている。
○地場産業では、何を生かしていくかを考えなければならず、漁業と農業を中心に考えている。
○また観光業にも力を入れ、黄八丈やくさやを売り出している。くさやの業者は13社あり、9割は、島外に搬出している。
○5月には海開き、8月には花火大会、そして春にはフリージア祭りを開催し、観光客を呼び込んでいる。

 私からも質問を行いました。
Q1:都内などで物産展は開いているのか。
A1:今年度は全国12ヶ所で開催した。観光協会が中心となり、くさやや焼酎などを生産者も一緒になって宣伝している。しかし実際に利益に返って来るのは難しく、業者にも規模しい状況だ。利益にはねかえるPR方法を考えなければならない。
Q2:観光ロケを誘致するなどの手法は。
A2:NHKの大河ドラマで、ロケ地として紹介されたことが在る。
Q3:八丈町産業生産額調によると、観光収入が全体の50%強を占めている。この際第三次産業にさらに力を入れていく考えは無いのか。例えば情報通信産業、特にコールセンターを誘致するなど。
A3:当町としては、第一次・二次産業を中心に考えたい。
(八丈町議会事務局長への質問)
Q4:国は来年地方自治法の改正を検討している。地方分権に向けた取り組みは。
A4:難しい質問だ。まず東京都に相談をしている。ごみの最終処分などでは広域連合も必要だ。国への対応については、まだ実施していない。

 インタビューを終えての感想です。
 私からの質問にもありましたが、八丈町産業生産額調では、平成18年における構成比として、第三次産業である観光収入だけで50.4%で、残りが第一次産業である農業・林業・漁業、第二次産業である加工業となっております。
 八丈島名物といえば、フリージア(農業)、くさや類・黄八丈(加工業)です。産業の枠組みを超え、観光とリンクさせていくのも必要でしょう。
 もっと大胆に考えれば、情報通信業の誘致も言いかと思います。コスト安だけで中国の大連にコールセンターを設けるくらいなら、当地八丈島に設置してもいいかと思います。地元の雇用にもつながりますし、東京から飛行機で1時間ほどですから、本土の人間も応募するかもしれません。そして就業者が増えれば、地元にもお金が落ちます。
 従来の経験に縛られず、思い切った改革が、町の活性化につながるものと思います。

000376:DSC08656.jpg 次に訪れたのが、東京電力地熱発電所・風力発電所です。同発電所にTEPCO八丈島地熱館が併設されており、地下1650メートルまで掘削したボーリングビッド(先端部分)が展示されています。
 大昔、八丈島は火山島として誕生しました。現在火山活動は行われておりませんが、地下深部にはマグマ溜りが在り、その影響で周辺の岩石に浸透した地下水が高温・高圧縮熱水として地熱貯留層に貯えられます。ここから熱水を蒸気井で地上に取り出し、分離した蒸気の圧力でタービンを回し電気をつくります。同館地下1650メートルまで掘削したボーリングビッド(先端部分)が展示されています。これが地熱発電の原理です。

000377:DSC08673.jpg 一方風力発電ですが、近年技術開発が進み、風況の良い地域での経済的な発電が可能となっております。東京電力では、八丈島の風況を活かし、我が国の電力会社で初めて風力発電の営業を始めました。

※文中東京電力パンフより参照 

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