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石垣市議による尖閣上陸について

 石垣市議会の仲間均、箕底用一、両議員が、今月10日、尖閣諸島南小島に上陸しました。

 実は仲間議員とは縁が在り、今から13年前、平成9年(1997年)、当時の文部省の助成事業として、石垣島で領土問題をテーマに青年・学生を中心とする集会が開催され、その時にお世話になった方です。
 この集会で、私は現在チャンネル桜のキャスターをされている濱口和久氏と共に主催者として参加し、講師には作家で元海上自衛官の惠隆之介氏をお招きしました。
 宿舎として、仲間議員が主宰する空手道場で三日間、参加者の皆さんと雑魚寝しました。滞在期間中台風が襲来を経験しましたが、道場の外壁に風雨が激しく当たり、東京では経験しない本場の台風の威力を体感しました。

 さて今回の両議員の行動を、私は支持したいと思います。
 上陸した南小島はの正式住所は、沖縄県石垣市字登野城2390で、行政上は石垣市に属している場所です。全国の自治体議員には、それぞれの行政区内に限り調査権を保有しております。私の場合は港区議会議員として、港区内における区政調査権が在り、この権限に基づき日頃の議員活動を行っております。
 今回の目的は、固定資産税に関する現地調査等とのことですので、当然市政調査権に基づく行動です。当該島には埼玉県在住の土地所有者がおり、政府はその所有者から土地を借りて「実効支配」を行っておりますが、所有者には納税の義務が発生します。上陸前に両議員は政府に対し、当該島に上陸する旨通報しておりますが、これに対し政府は何ら反応しなかったとのことです。

 さて海上保安庁が両議員に事情聴取を行っているようですが、この後どのような「処分」が行われるのか、あるいは「処分」自体が行われるのか自体疑問です。
 まず今回の両議員の行動は市政調査権の行使という公務であること、現場立ち入りに土地所有者または借受人(政府)の許可を得る義務は無いこと、議員のような公人でなくても私人が個人の土地に入ることは日常生活の中でも起き得ること、これらを考えると、とても立件は無理かと思います。
 しかもこれが一番大きい事項ですが、既に石垣市議会では、尖閣列島に対する上陸調査について議決を行っております。地方自治法第100条で、議会は当該普通地方公共団体の事務に関する調査を行う、とされております。
 仮に海上保安庁から那覇地方検察庁に送検されても、領海侵犯した中国人を処分保留のまま釈放という「前歴」が在る以上、両議員だけを起訴することは難しいのではないでしょうか。せいぜい軽犯罪法違反、科料1万円という意見も有りますが、そうなると先ほどの石垣市議会の議決に対する挑戦であり、逆に石垣市議会に対し、海上保安庁と那覇地方検察庁が公務執行妨害を働いたことにもなりかねません。
 今後も事態を注視して参りたいと思います。

<参考URL>
尖閣諸島現地視察報告:石垣市議会議員 仲間均 活動ブログ

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