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【拉致】北朝鮮、拉致を認めてから9年

 北朝鮮が、日本人拉致を認めてから9年が経ちました。
 9年前の今日、私は拉致被害者救援組織「救う会」の幹事の一員として、西岡力同会副会長(当時)、荒木和博事務局長(同)と共に、旧衆議院第一議員会館第一会議室にて、報道機関への対応に当たっておりました。
 この日は、当時の小泉首相が初めて北朝鮮を訪問し、拉致被害者の安否について注目が集まっていた日です。
 午後になり、被害者家族の皆さんと荒木局長は、外務省の手配で麻布台にある同省飯倉公館に移動し、私は西岡副会長、そして拉致議連の皆さんと、会議室の隣に、控室のような所で、状況を見守っておりました。
 夕方になると、報道では「被害者の内、5人の生存を確認」というニュースがしきりに流れ始めました。この時具体的な生存者氏名は発表されていませんでしたが、5時を過ぎた頃から私の携帯に、生存者とされた人の名前が入って来ました。それを聞き取りながら、隣に座られていた松原仁衆議院議員(現拉致問題担当副大臣)に向かって、「先輩、生存を確認された以外の人々はどうなっているのでしょうか。」と尋ねましたが、松原議員は首を傾けながら、答えませんでした。因みに松原議員は、松下政経塾の8年先輩に当たられます。
 5時30分になり、NHKは初めて「死亡が確認された方のお名前」として、横田めぐみさん初めて「死亡者」の氏名を発表し始めました。「横田めぐみさん」の名が発表された瞬間、机を挟んで座っていらした小池百合子衆議院議員が、「殺したな!」と叫んで立ちあがりました。部屋中が大騒ぎになりましたが、私は不思議なことに、頭の中の半分がパニックに、半分は冷静な状態でした。そしてこの事実を書き留めようという意思が働き、淡々と「死亡者」とされた人々の名前をメモに取っていました。今でも、半分とはいえ、自分が冷静でいたことが不思議であります。
 あの日から9年、北朝鮮は嘘と捏造を繰り返し、真の安否情報を明らかにせず、また他の拉致被害者の存在も認めておりません。日本政府も同様に、全ての拉致被害者の救出や真相の公表を、未だ果たしておりません。
 日本政府は、国民の生命と人権を守る責務から、全ての拉致被害者の救出、事件の真相究明、国民への情報公開を行うべきであると思います。

※関連URL
横田めぐみさん拉致現場を視察


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