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【スパイストーリー】 ③ 中国大使館員違法事案

 中国大使館に勤務する李春光一等書記官が、外国人登録法違反(虚偽申請)と公正証書原本不実記載及び同行使により、書類送検されました。書記官は、同庁からの出頭要請を拒否し、帰国しました。
 各種情報によれば、警視庁公安部が、同書記官を中国人民解放軍の情報機関「総参謀部第2部」所属と把握していたこと、松下政経塾特別塾生や東京大学東洋文化研究所研究員として日本に滞在していた経験が有ること、鹿野道彦農林水産大臣や筒井信隆同大臣らが進めていた対中農産物輸出事業に関わっていた疑惑などが明らかになっています。対中輸出の件では、民主党鹿野グループ所属の衆院議員の公設秘書が、農水省顧問に任命され、その後昨年7月に設立された社団法人農林水産物等中国輸出促進協議会の代表理事に就任しています。

 さて同書記官が、元政経塾生ということで、年齢は私と同じですが、彼が入塾(二十期)したのが平成11年(1999年)で、私の後輩ということになります。在塾当時の彼の肩書は、中国社会科学院日本研究所研究員。
 松下政経塾では、これまで中国に限らず、アメリカ、欧州、アジアの各国から、海外インターン(特別塾生)を何人も受け入れて来ました。私が入塾(十期)した平成元年(1989年)にも、中国外交部から韓志強氏が半年間在塾しておりました。彼は現在、在日本国中華人民共和国公使として、日本に在留しております。因みに野田首相も政経塾一期生であり、この時期に彼が公使として日本に派遣されて来たことに関心があります。関心と言えば、警察を所管する松原仁国家公安委員長も政経塾二期生で、取り締まる側と取り締まられる側の双方が、塾関係者という構図となりました。
 政治に関わる一員として、外国人と接触する場合には、それなりの心構えが必要出ると思います。例え相手の国が日本の同盟国であっても同じです。増してや、我が国と統治制度、すなわち自由主義と共産主義の違いがあること、人権問題や領土問題への考え方に明確な相違がある国となれば、一層注意をする必要があります。
 もちろん日本に滞在、在留している外国人のすべてが、スパイだと言うつもりはありませんが、もし我が国の国益や安全を損なう有害活動が明らかになれば、法治国家として、厳正な対応が必要であります。昨日も書きましたが、日本には諜報活動自体を取り締まる法体系が、未だ整備されておりません。この事実を、国民の皆さんにも、ご理解をして頂きたいと思います。

 同じく世紀塾の後輩で、28期生の宇都隆史参議院議員が、今回の事件について、日本文化チャンネル桜にビデオメッセージを投稿しておりますので、ご紹介致します。

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